【カドカワ】今買っておきたいおすすめ漫画10選
今年も待ってました！
多くのKADOKAWAコミックが半額になる嬉しいお祭り
『ニコニコカドカワ祭り2020』が10月15日まで開催中！
巻数多い、A5サイズなので単価が高い漫画が
お安く買えるのは本当にありがたい。
10,000以上もチェックする時間なんてないよ！って方に向けて
割引対象のおすすめカドカワまんがをご紹介します。
- 意思疎通の大変さが身に染みる『ヘテロゲニア リンギスティコ ～異種族言語学入門～』
- ノスタルジックな世界で可愛い従弟と過ごす夏『田舎に帰るとやけになついた褐色ポニテショタがいる』
- 崩壊した世界と柴犬あるあるがギャップ大！『世界の終わりに柴犬と』
- BLにハマった75歳のおばあちゃんとJKの腐女子友情譚『メタモルフォーゼの縁側』
- チート級なのは鑑定能力だけじゃない『最強の鑑定士って誰のこと？～満腹ごはんで異世界生活～』
- 目が覚めると女の子になっていた少年の性の葛藤を描く『オレが私になるまで』
- 銃×少女の悲壮感漂う物語『GUNSLINGER GIRL』
- 子供時代に友達と遊んでた頃が懐かしくなる『三ツ星カラーズ』
- ネトゲにハマり堕落した天使の日常ドラマ『ガヴリールドロップアウト』
- 重厚なサイバーパンクSFと猫耳少女が魅力的『紅殻のパンドラ』
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意思疎通の大変さが身に染みる『ヘテロゲニア リンギスティコ ～異種族言語学入門～』
著者：瀬野反人
言語や行動の意味を照らし合わせることから始まる交流
新人研究員が半獣の少年のガイドで魔界を練り歩き
いろんなモンスターと触れ合い習慣や言葉を学んでいくという内容。
同じ魔界のモンスターといえど種族によって言葉が違う。
その伝え方も鳥っぽいモンスターは首の振り方が言葉だったり
ヘビっぽいモンスターは地面をトントン叩いたりしてコミュニケーションをとる。
同じ言葉も「↑」「↓」などイントネーションの概念もあり
どうしても理解できない言葉が「ワン！」で表示されてたりで面白い。
いろんな種族が出てくるのだが特に私が好きなのはリザードマン。
主人公たちと親しくなるカシューとケクーはいかつい見た目と裏腹に
おちゃめで気さくな性格で度々一緒に旅をする。
彼らとも最初は言葉が通じない。
だが、最新話まで見たあとに初登場を読み直すと
今は随分と流暢に会話しているなーと感じる。
地味に衝撃を受けたのがワーウルフと人間のハーフの男の子ススキの存在。
なんと主人公の師匠（わりとおじいちゃん）の子供なのだ。
お母さんはガッツリとワーウルフなので
どうやって子作りしたのか気になりすぎる…！！
言語や文化の壁は現実世界でも存在する
コミュニケーションの難しさをこんなに丁寧に描いた作品は他にないだろう。
これは現実世界での外国人との交流も同じだと思う。
はじめて他国の言葉で話す彼らの言葉を翻訳した人もきっと手探りだったに違いない。
だけど、わからないからこそ知っていく楽しみがこの漫画にはある。
ノスタルジックな世界で可愛い従弟と過ごす夏『田舎に帰るとやけになついた褐色ポニテショタがいる』
著者：びみ太
ポニテの似合う女の子のような少年にドキドキ
大学生の主人公も思わずドキッとしてしまうほど艶めかしい。
そんな従弟がいたら、夏だけと言わず絶対にお持ち帰りしてしまいそうだ。
それも「にいちゃん」と呼ばれ無邪気に駆け寄ってきて
まるでわんこのようになつかれてしまうなんて。
ショタコンのハートをわしずかみにする可愛さが天使すぎます。
ちなみに褐色ショタはポニテくんだけではない。
彼の友達はまさしく男の子！な外見の褐色ショタで
ぶっきらぼうだけど優しくて2人の関係にもキュンキュンさせられる。
体つきはしっかりと男の子なのが萌えポイント
女の子のように可愛く描かれるポニテくんだが
肩周りや手、足などはちゃんと男として描かれているのも良い。
褐色肌には日焼けしていない白い肌がしっかり描き分けられていたり
ポニーテールも不器用な主人公がくくるとゆるゆるで
取りこぼした髪が垂れている、などとにかく作者のこだわりを感じる。
なつかしさのある田舎の情景と可愛い少年に癒やされる作品です。
崩壊した世界と柴犬あるあるがギャップ大！『世界の終わりに柴犬と』
著者：石原雄
滅んだ世界をJKと柴犬が淡々と旅する
犬は何匹が登場するが主人公以外、人間は出てこない。
その代わりと言ってはなんだが田舎暮らしをエンジョイする宇宙人はいるようだ。
JKがJKらしからぬ落ち着きっぷり。
めちゃくちゃたくましくサバイバルしてるので世界が終わってることを忘れそう。
ストーリー展開は４コマ形式。
JKの言葉に柴犬が小難しいツッコミを入れて頬をつねられる、が定番の流れ。
そう、柴犬は主人公と話すことができるのです。
１巻巻末ではこの世界の成り立ちを匂わせる描写がある。
犬を飼ったことがある人ならうるっとくるかも。
序盤はふたりの関係性を楽しむことが先決で
細かいことは考えないのが吉。
柴犬あるあるに癒やされる
「とってこーい」とボールを投げてもすぐ飽きてやめちゃう、など
柴犬あるあるも描かれている。
犬が何もいない空間を見てると不気味に感じていたが謎が解けてホッとした。
愛犬と過ごす何気ない時間も大切だと気づかせてくれる作品です。
BLにハマった75歳のおばあちゃんとJKの腐女子友情譚『メタモルフォーゼの縁側』
著者：鶴谷香央理
主人公は75歳のおばあちゃん
夫が亡くなり三回忌が過ぎた頃に本屋でBL本と出会う。
漫画を読むこと自体も久しぶりで
その本を手にとったのも絵がキレイだから、という理由。
こんな一般人のようなおばあちゃんがBL本レジに持ってきたら
そりゃギョッと驚いちゃうと思う。
おばあちゃんとJKが腐女子仲間に
この漫画のもうひとりの主人公は腐女子な女子高生だ。
彼女はおばあちゃんがBL本を買った本屋でバイトをしている。
それがきっかけで友達になり、一緒に同人即売会にまで行く仲に。
60歳近い年齢差もあって気を遣ったりすることもあるけど
BLの話をする時だけはまるでふたりとも同世代の乙女のよう。
個人的に面白かったシーンが
おばあちゃんが自分が生きてるうちに続きを描いてほしくて
イベントで会った作者さんに連載ペースをあげてほしいと言うところ。
私達にとっても数ヶ月～１年ほど先の新刊を待つのも長いのに
老い先短いご老女にとっては死活問題なのだ、と気付かされた。
いち読者からコミティア参加で同人デビュー
おばあちゃんと出会ったことでJKにも心境の変化が。
なんと読むだけだったBLを自分も描く側になってくのだ。
もちろんおばあちゃんもコミティアにサークル参加する。
ここにいたるまでも受験で忙しい中で追い詰められたり
うまく描けなくて投げやりになったり
お節介なおばあちゃんにキツく当たってしまったりと
宇陽曲折あったのでコミティア開始を拍手で迎えられたことに胸がアツくなる。
可愛いおばあちゃんに思わずキュンキュンしちゃう作品です。
チート級なのは鑑定能力だけじゃない『最強の鑑定士って誰のこと？～満腹ごはんで異世界生活～』
著者：不二原理夏、原作：港瀬つかさ、原作・キャラクター原案：シソ
鑑定士なら誰もが羨むチート能力“神の瞳”の持ち主
学校の帰りに異世界に飛ばされた主人公。
相手のステータスを隅々まで見抜ける真贋を買われクランの一員に。
この主人公の凄いところは神の瞳だけではない！
食べた人を虜にするチート級の料理スキル
クランで飯当番にされた主人公。
これが蒸かし芋ばかりの食事に飽きていたメンバーたちの
胃袋を掴んで離さぬ結果につながります。
冷蔵庫とかガスコンロとかなんでこの時代設定に存在するんだよ！
なんてツッコミたくなるのも序盤まで。
美味しそうなご飯と幸せそうに食べる顔を見てるとどうでもよくなる。
ラノベのコミカライズなので話がしっかりしてるのと
絵がキレイで読みやすい。
ポジティブで嫁力高い主人公の異世界ライフにほっこりする作品です。
目が覚めると女の子になっていた少年の性の葛藤を描く『オレが私になるまで』
著者：佐藤はつき
ガキ大将が突然変異で女の子になるとんでもストーリー
突如性別が変わってしまう、という架空の病気に患い
一晩のうちに女の子になってしまった主人公。
これまで女の子のスカートをめくったりと好き放題やってたので
クラスの女子には受け入れられず、男子には裸にされる始末。
転校してからは男子だったことは伏せて
ボーイッシュな女の子として新たな生活をスタートさせるが
事あるごとに自分は男なのか女なのか悩む姿を見ていると
ぶっとんだ設定はあるとはいえ、性同一性障害で悩む人は
こんな感じなのかな、と考えるきっかけになる。
新しい性別を受け入れない母親
主人公は日々考え、今の自分を受け入れていくのだけど
それに反して母親はつまでも主人公を息子として扱う。
女子っぽい髪型をしていると無理してると受け取るし
中学校の制服もスカートが良いと言っても学ランも購入していたのだ。
母にとってはきっと主人公はいつまでも可愛い息子なのだろう。
このすれ違いが見ていてツラい。
性別とは心と身体、どちらに準ずるものなのかを考えさせてくれる作品です。
銃×少女の悲壮感漂う物語『GUNSLINGER GIRL』
著者：相田裕
ガン＆ガールの代名詞といっても過言ではない
ざっくり言うと幼い女の子が銃器を持ちスパイ活動するお話。
ただし、彼女たちはただの少女ではない。
身体に障害を持つ子に機械の身体を提供して動けるようにする代わりに
政府の犬として汚れ仕事をさせるのだ。
設定はどうあれゴツい銃器と少女のアンバランスさ、
イタリアという舞台はどこかオシャレで非日常感があり惹かれる。
銃マニアにはたまらない描き込み具合なのも良い。
幸せかどうかは本人が決めるもの
薬で洗脳された彼女たちはパートナーの役に立つことに幸福を感じる。
なかなか胸クソ悪い設定だ。
だけど、不自由でロクに思うように動けない身体で長生きするよりも
たとえ作られた関係性であっても
役割をまっとうすれば褒めてくれる相手がいるのは幸せなのかもしれない。
どちらが本当の幸せなのか、めちゃくちゃ考えさせられる。
かわいそうな女の子に萌えちゃう方にオススメな作品です。
子供時代に友達と遊んでた頃が懐かしくなる『三ツ星カラーズ』
著者：カツヲ
上野が舞台のドタバタ日常もの
３人の小学生女子が秘密基地に集まって作戦会議をしたり
近所の交番にいるおまわりさんと敵対したり
自分の子供時代が懐かしくなる漫画です。
大事件が起きるわけでもないのに騒いだり
大人からすればよくこんなくだらないことで盛り上がれるな、と
子供心がよくわかってる作者さんに感心する。
ひとつひとつが短いストーリーになっていて読みやすい。
女の子キャラだけどまるで男子なノリ
泣き虫なリーダー、悪ガキ、ゲーマーと個性豊か。
あまり女の子女の子してなくて男性も懐かしめるはず。
すぐ「う○こか？」とか言っちゃうし。
読めば子供時代にタイムスリップできる作品です。
ネトゲにハマり堕落した天使の日常ドラマ『ガヴリールドロップアウト』
著者：うかみ
ネトゲは天使をも堕落させてしまうようだ
天界では優等生だった天使が善行を積むため人間界にやってくるも
ネトゲにハマりダメな駄天使と化してしまう。
そのダメっぷりは悪魔が更生させねば！と思うレベル。
（そして結局更生できないというオチ）
でもそんな主人公もお姉ちゃんは怖いようで
実家に帰省する際はキチンと優等生を演じており
普段とのギャップが面白かった。
天使と悪魔が混在する日常系
天使の方が堕落してたりドＳで鬼畜、
悪魔の方が生真面目だったり単純バカだったりして
よくある天使と悪魔像をぶっ壊してくれる。
特にサターニャという中二病全開な悪魔の女の子が好き。
いつも犬に追い回されてたりと残念なところが可愛い。
個性的な女の子たちのにぎやかな日常を楽しめる作品です。
重厚なサイバーパンクSFと猫耳少女が魅力的『紅殻のパンドラ』
可愛い女の子のSFものはいくらでもあるが
紅殻のパンドラは攻殻機動隊で有名な士郎正宗先生が原案なので
光学迷彩やタチコマのような歩行ロボが登場したり
とにかく作り込まれた世界観と設定が魅力的。
キャラクターも可愛く魅力的
さらにこの作品の魅力はもうひとつ。
登場する女の子が可愛いことだ。
それもただの女の子ではなく全身義体だったりアンドロイドだったり
SF好きにはたまらない要素が詰め込まれている。
特に私はクラリオン（通称・クラりん）が大好き。
ねんどろいども買ったほど。
猫耳でメイド服なアンドロイドの少女で
ジト目と激しめのツッコミ、命令には従順であるところが素敵。
恥じらう表情も素晴らしい！
サイバーパンク要素だけではなく
デバイスを使っていろんな能力を使う魔法少女的な要素も。
イメージ的にはキューティーハニーが近いかな？
重厚感あるＳＦ世界でコメディが楽しめる一度で二度美味しい作品です。
最後に
電子書籍、みなさんは使ってますか？
古本屋で漫画を買い漁っていた頃の私は
電子書籍は定価だしデータなんて不確かなものにお金を出すなんて…
と思っていました。
引っ越しを機に物を減らしたくてiPadで電子書籍を買うようになり
通勤時間に漫画を読む機会が増えたように思います。
ほら、漫画ってすぐ読み終わっちゃうし
読んでる途中の漫画を持ち歩くと読み終わったあとは
ただただかさばる荷物になるのが嫌だなーと。
その点、iPadひとつで気分によって読み分けられたり
小説もマーカーつけれたりで便利。
それを知るともう戻れなくなっちゃいました。
あとは単純に古本に触れることに抵抗を感じだしたのもある。
今は特に新型コロナだとかであまり他人の手垢にまみれたものを
触ったりしたくないなーと思ってしまって。
電子書籍なら潔癖に優しい…！！
普通に買うと定価で古本より高くなっちゃうけど
今回みたいなセールを活用すれば安く買うことができます。
それにhontoは頻繁に割引クーポン配られるので
ほしい漫画はほしい本に入れておいて
クーポン来たときにまとめて買う感じで活用してます。
電子書籍に興味がある方は一度利用してみるのも良いかも？
